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模試の判定って信頼できるの?京大卒がガチで教えます!

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駿台模試や河合塾全統模試の判定
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こんにちは、信長(@nobunaga_ydb)です。

突然ですが、皆さんは最近模試を受けましたか?

 

おそらく、多くの人が駿台全国模試や河合塾全統模試など、何らかの模試を受けたはずです。

そして、模試を受けたら、気になるのは志望校の判定ですよね。

 

やったー!A判定やー!この調子で頑張るぞー!

またE判定。こんなに勉強してるのに⋯。死にたい。

 

僕自身、彼や彼女のように、模試の判定を見て一喜一憂したのを今でも鮮明に覚えています。

なぜ一喜一憂するのかというと、「模試の判定≒入試結果」だと思っているからなんですよね。

 

けどぶっちゃけ、模試の判定の良し悪しって、入試結果にどれくらい影響があるのでしょうか?

というわけで今回の記事では、「大学受験において、模試の判定は信頼できるのか?」をテーマに進めていきます。

京都大学を卒業後、Z会で「大学入試の分析」や「英語参考書の編集」をしていた僕が、くわしく解説していくよ~!

関連記事 新卒入社したZ会で「必修編 英作文のトレーニング」を編集していた頃の話

 

それではスタート!

 

▼この記事の内容はYouTubeでも解説しています!

【大学受験】模試の判定って信頼できるの?京大卒が教えます!
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そもそも模試の判定基準とは?

本題に入る前に、「模試の判定基準」について整理しておきましょう。

各予備校は、合格可能性に基づいて模試の判定基準を用意しています。

ここで、駿台模試と河合塾全統模試の「判定基準」を見てみましょう。

 

駿台模試の判定基準
  • A判定 ⇒ 合格可能性が80%以上
  • B判定 ⇒ 合格可能性が60%
  • C判定 ⇒ 合格可能性が50%
  • D判定 ⇒ 合格可能性が30%
  • E判定 ⇒ 合格可能性が20%以下

 

河合塾全統模試の判定基準
  • A判定 ⇒ 合格可能性が80%以上
  • B判定 ⇒ 合格可能性が65%
  • C判定 ⇒ 合格可能性が50%
  • D判定 ⇒ 合格可能性が35%
  • E判定 ⇒ 合格可能性が20%以下

 

駿台模試も河合塾全統模試も、判定基準はほとんど変わりませんね。

それでは、本題に進みましょう。

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【結論】模試のE判定~D判定は信頼してもよいが、A判定~B判定は信頼してはいけない

結論から言いますね。

「模試のE判定~D判定は信頼してもOKだが、A判定~B判定は信頼したらダメ」と思っておいてください。

つまり、模試でE判定~D判定を取れば、「あなたはこのままだと落ちますよ」と教えてくれますが、A判定~B判定を取っても、「あなたはこのままだと受かりますよ」と約束してくれるわけではないということです。

 

模試でE判定~D判定なら、ほぼ間違いなく志望校に落ちる

僕の経験上、模試(特に秋の模試)でE判定~D判定を取った場合、その志望校に受かる可能性はかなり低いです。

今のままだとほぼ間違いなく落ちると思っておいてください。

ちなみに僕は、高3の6月に第1回駿台全国模試を受けて、京大がE判定でした。

第1回駿台全国模試の判定

 

また、高3の夏に受けた第1回京大実戦模試(駿台)はE判定で、秋の第2回目はD判定でした。

関連記事 受験生時代の京大実戦模試と京大オープンの成績表を紹介します!

 

案の定、現役のときは80点差で京大に落ちましたし、僕と同じ感じの判定だった同級生も、軒並み京大に落ちました。

 

異議あり!

世の中には、「E判定から早慶に逆転合格」みたいな本やサイトがいっぱいあるじゃないですか!

E判定でも受かっている人はいますよ!

 

メガネ君、それはね、個人のものすごくレアな事例をあたかも受験生一般に当てはまるように見せた胡散臭さ1000%の本やサイトなんですよ。

関連記事 僕がヤバイ大学受験Blogを作った理由は、胡散臭い大学受験サイトに腹が立ったからだ

 

もちろん、その本の著者、サイトの管理人が実際にE判定から早慶に逆転合格したことは事実かもしれません。

しかし、そもそも何の模試でのE判定なのかや、早慶のどこの学部に受かったのかをはっきり書いておらず、さまざまな情報をすっ飛ばしているケースが多いです。

(ふたを開けたら、早稲田の人間科学部のように、早慶の中でも断トツに難易度が低い学部に受かっていたとかザラです)

関連記事 浪人して「早稲田大学人間科学部」に行くのは「進学校あるある」

 

にもかかわらず、受験生の中には、「E判定からの逆転合格」というわかりすいキャッチフレーズを鵜呑みにして、

E判定でも、受かる人はいるんだ!

じゃあ私も今はE判定だけど、受かる可能性はあるはず!安心安心⋯。

と思い込み、勉強を全然しないまま入試本番を迎える人が無数にいます。

 

繰り返しますが、模試(特に秋の模試)のE判定~D判定は信頼できます

そのままだと、ほぼ間違いなく志望校に落ちます。

逆転合格なんて、めちゃくちゃレアケースです。

関連記事 進学校で落ちこぼれたら、逆転合格できるのか?

 

もしあなたが秋の模試でE判定~D判定なら、志望校を下げることを検討しましょう

春や夏の模試でE判定~D判定の場合、厳しい現実には変わりないですが、入試までまだ時間があるので、一応様子見ですね。(ただし、浪人生は除く)

 

「現役生なら、秋の模試でE判定~D判定でも合格可能性はあるのでは?」と思う人がいるかもしれませんが、個人的には厳しいと思います。

ぶっちゃけ現役で受かる人って、秋の模試でA判定~B判定(悪くてもB判定寄りのC判定)を取っているケースがほとんどです。

逆に、現役の秋の模試でE判定~D判定でも受かる人って、もともと地頭がよくて、夏に部活を引退した後に尋常じゃないくらい勉強して、秋の模試ではその成果が反映されなかったけれど、直前まで追い込みまくった結果、入試本番でそれまでの勉強の成果が爆発的に発揮されたパターンが多いです。
いわゆる、「現役生は最後まで伸びる!」というフレーズを体現したようなタイプですね。

けど実際のところ、こんな立派な人はなかなかいません。だからこそ、彼らは同級生や先生からヒーローみたいにもてはやされます。
そして部活の後輩とかが、「もしかしたらE判定の私でも⋯」という幻想を抱き、入試本番で散っていくのです。僕はこんなケースを何回も見てきました。

「現役生は最後まで伸びる!」という言葉を信じすぎないようにしましょう。

 

模試でA判定~B判定でも、志望校に落ちる人は一定数存在する

一般的に、模試でA判定~B判定なら、ほぼ間違いなく志望校に受かると思われがちですが、実際のところ、落ちる人も一定数います

もちろん、E判定~D判定で落ちる人よりも、A判定~B判定で落ちる人のほうが圧倒的に少ないですが、それでも落ちる人はいるんです。

そりゃそうですよね。

入試で100パーセント受かる保証なんて、どこにもありませんから

 

そして、A判定~B判定の人が落ちる原因って、ほぼ例外なく「気の緩み」です。

ここで、あるお話を紹介します。

むかーしむかーし、あるところに、現役で東大に落ちた人がいました。

彼はどうしても東大があきらめきれずに、浪人することにしました。

 

彼は浪人が決まった春から必死に勉強しました。

そして、秋の東大実戦模試(駿台)、東大オープン(河合塾)の両方でA判定を取りました。

彼はこう思いました。

「あれ、もう俺受かるんじゃね⋯?」

 

そして彼はここから、以前ほど必死に勉強しなくなりました。

「だって、俺、東大模試でA判定取った男だぜ?ちょっとくらいペースを緩めても、余裕で受かるっしょ?」

彼は変なプライドを抱えたまま、東大入試本番を迎えました。

 

手ごたえは微妙でしたが、彼は自分にこう言い聞かせました。

「俺はA判定の男⋯、俺はA判定の男⋯」

 

そして、合格発表の日。

東大本郷キャンパスの掲示板に、彼の番号はありませんでした

おしまい。

 

こんなストーリー、腐るほどあります

 

受験に限らず、人間って、絶好調のときが一番危ないんです。

模試で判定がよくても、「ただのまぐれだよ」とサラッと流して、毎日歯を磨くように勉強する人が入試に受かります。

関連記事 本当の天才は、テストの結果がよくても自慢しない

 

よくあることわざですが、まさに「勝って兜の緒を締めよ」ということですね。

模試でA判定~B判定の人は、決して安心せずに、志望校合格に向けて突き進みましょう。

 

数学で稼いで模試でA判定~B判定を取るパターンは危険

模試でA判定~B判定を取る人のパターンとして、「数学で荒稼ぎをする」というものがあります。

他の科目の点数が低くても、数学の点数が飛び抜けて高ければ、A判定~B判定を取ることは十分可能なのです。

模試の判定は、総合点で決まりますからね。

 

けど、このパターンはかなり危険です。

なぜなら、数学は安定しない科目だからです。

 

数学は各大問によって分野が全然違いますし、一問あたりの配点がかなり高いですよね。

つまり、もしも自分の得意な分野ばかり出て、計算ミスなどをしなければ、満点近く取れる科目なんです。

一方で、自分の苦手な分野ばかり出て、計算ミスなどをしまくると、点数が一気に吹っ飛びます。

数学って、かなり不安定な科目なんです。

 

だから、模試でたまたま数学が無双した結果、A判定~B判定を取れたとしても、決して安心しないでください。

入試本番でも、数学で無双できるとは限りませんから。

 

逆に、英語で稼いだ結果、模試でA判定~B判定を取るパターンは、まだ信頼できます。

なぜなら、英語は数学に比べて安定感のある科目だからです。

関連記事 大学受験において英語を得意科目にするべき3つの理由

 

実際、現役で東大・京大に受かった僕の同級生は、模試では英語で毎回高得点を叩き出した結果、A判定~B判定を取るパターンが多かったです。

関連記事 現役で東大・京大に受かる人の特徴とは?

 

逆に、「え?何で天才のあいつが京大に落ちたの?」みたいな奴は、数学と物理がずば抜けてできるパターンが多かったです。

 

模試のA判定~B判定は、「数学で稼ぐかor英語で稼ぐか」で信頼度が変わってくることに注意しましょう!

もちろん、英語で稼いでA判定~B判定をとっても、絶対に油断したらダメだよ!

 

模試のC判定はどう受け止めるべき?

模試の判定でやっかいなのがC判定です。

A判定~B判定であれば、その大学を受験する判断材料になるでしょうし、E判定~D判定なら、その大学の受験をあきらめる判断材料になるでしょう。

 

ただ、C判定ってなんとも言えないんですよね。

模試でC判定だったときに、その大学を受験すべきかどうかの判断基準を教えてください!

おっけー!

任せて!

 

模試(特に秋の模試)でC判定だったとき、自分が以下のどのパターンに当てはまるか整理してください。

  • 現役生か浪人生か
  • B判定寄りのC判定か、D判定寄りのC判定か

 

「現役生」で「B判定寄りのC判定」の場合

一般的に現役生は伸びしろが大きいので、この場合は受けたほうがいいです。

逆にここで志望校を下げた場合、モチベーションの低下につながる可能性があります。

 

「現役生」で「D判定寄りのC判定」の場合

現役生とはいえ、現実的には厳しいです。

ただ、入試直前まで死ぬ気で追い込めば、手の届く範囲にあると思います。

「絶対にその大学に行きたい!」と思っているならば、受けましょう。

もちろん、「下手にその大学に突っ込むくらいだったら、ワンランク志望校を下げたほうがマシ」という考えも一理あると思います。

春~夏の模試でこの判定なら、逆に全然気にする必要はないよ!

 

「浪人生」で「B判定寄りのC判定」の場合

「浪人」というアドバンテージがあるにもかかわらず、「C判定」というのはかなり厳しいです。

リスクがかなり大きいので、その大学に突っ込むのはおすすめできません。

関連記事 模試の判定が悪くても志望校を変更しない浪人生は失敗する

 

ただ、「何が何でもその大学に行きたい!」という浪人生もいるはずです。

「受けずに後悔するくらいだったら、落ちて後悔したほうがマシ」という考えならば、受けちゃいましょう。

 

ただしその場合、「滑り止めの大学をどこにするか」は真剣に考えるようにしましょう。

浪人生は医学部受験生以外、「二浪目」は基本的にないので、第一志望に落ちたときのシミュレーションもするようにしてください。

関連記事 医学部受験ですら「二浪」が限度で、「三浪以上」は地獄だよって話

 

滑り止めの大学を真剣に考えなければ、最悪の場合「全落ち」する可能性もあるので、注意しましょう。

関連記事 大学受験で全落ちしたらどうする?

 

「浪人生」で「D判定寄りのC判定」の場合

悪いこと言いません。

志望校を下げましょう。

たとえば、秋の東大実戦模試(駿台)でA判定で、東大オープン(河合塾)でD判定寄りのC判定なら、受験する価値はまだあると思います。

逆に、もしコンスタントにD判定寄りのC判定を食らっているならば、素直にあきらめましょう。

理想を追い求めて現実に目がいかなくなるのは本当に危険だよ。

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「大学別模試」の判定はめちゃくちゃ信頼できる

漠然と「模試の判定、模試の判定」と言ってきましたが、そもそも「何の模試での判定なのか」がめちゃくちゃ大事です。

なぜなら、模試の種類によって、判定の信頼性が大きく変わってくるからです。

 

一般的に次の2つのポイントを満たしている場合、その模試の判定の信頼性は高いと言えます。

  • 志望校の問題形式を忠実に再現している
  • 母集団が、志望校の入試本番に近い

 

この2つのポイントをふまえると、判定の信頼性が高い模試は、「大学別模試」です。

大学別模試とは、駿台や河合塾が主催している、特定の大学の入試傾向に即した模試です。
大学のラインナップとしては、旧帝大や早慶が挙げられます。

 

たとえば、あなたが京大を志望しているとしましょう。

その場合、判定の信頼性が高い模試は、京大実戦模試(駿台)や京大オープン(河合塾)なんです。

なぜなら、これらの京大模試は、その年に行われた京大入試の問題形式を忠実に再現して作成されていますし、京大受験者のほとんどが、これらの京大模試を受けるからです。

ちなみに、駿台の京大実戦模試は、京大受験者の約8割が受けると言われています。

 

よって、京大模試でA判定が取れたら、京大合格の可能性は現時点で高いと言ってもよいでしょう。

(ただし、先ほども言いましたが、これで受かる保証はまったくありません。)

 

逆に、京大志望者にとって、駿台全国模試や河合塾全統模試の判定は当てになりにくいです。

なぜなら、これらの模試は、京大入試の問題形式を忠実に再現しているわけではないからです。

たとえば、全統模試では文法問題や整序英作文問題も出ますよね。

しかし、京大では基本的にそのような問題は出題されず、和訳、内容説明、英作文などの記述問題が中心です。

 

そして、京大を受ける人が必ずしも全統模試を受けるとは限りませんよね。

たとえば、駿台で浪人している京大志望者は、河合塾の全統模試ではなく、駿台全国模試を受けるケースがほとんどですから、全統模試の京大志望者の母集団には彼らは当然カウントされません。

 

というわけで、これから模試を受ける人は、なるべく大学別模試の判定を参考にしましょう

MARCHや関関同立などは、大学別模試がないので、河合塾の全統模試などで判断するしかありません。

ただ、問題傾向が大幅に異なるので、模試の判定ではなく、過去問の得点率の方が信頼性が高いです。

 

僕が浪人していたときの話ですが、秋の全統模試で京大の判定がぶっちぎりのA判定だったことがありました。
京大医学部の先輩に嬉しそうに話したら、「んー、全統模試やからなあ⋯」と淡々と返されました。
当時はちょっとショックでしたが、受験が終わってようやくその言葉の意味が理解できました。
「京大志望者たる者、全統模試程度の判定で満足するな!」ということだったんですね。

 

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大事なのは「模試の判定をこれからの勉強にどう生かすか」だ

今回の記事は、「模試の判定の信頼性」をテーマにしました。

大学受験の世界では、

A判定~B判定 ⇒ 信頼してもよい(=ほぼ間違いなく受かる)

E判定~D判定 ⇒ 信頼してはいけない(=逆転合格可能。夢をあきらめるな!)

 

みたいな風潮がはびこっています。

 

しかし、これは間違いです。

 

これから模試を受ける人は、

A判定~B判定 ⇒ 信頼してはいけない(=落ちる人も普通にいる)

E判定~D判定 ⇒ 信頼してもよい(=ほぼ間違いなく落ちる)

 

という考えに切り替えていきましょう。

 

そして、模試で本質的に重要なのは、「模試の判定そのもの」ではなく、「その模試の判定をこれからの勉強にどう生かすか」です。

 

たとえば、あなたが春から自分なりの勉強法を組み立てて勉強し、夏に受けた模試で軒並みE判定を食らったとします。

ということは、この判定は、「あなたの今の勉強法だとほぼ間違いなく志望校に落ちますよ」というメッセージなんです。

じゃあなぜE判定だったのかを模試の成績表からじっくり分析して、自分の勉強法や志望校を一から見直す姿勢が大切です。

 

模試の判定に一喜一憂するのは仕方ないです。みんな人間ですから。

しかし、そこでウジウジ立ち止まってはいけません。

入試本番に向けて一刻も早く前に歩き出しましょう!

 

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コメント

  1. むーみん より:

    ためになりました。
    これからも気を引き締めて頑張ります。