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大学受験において英語を得意科目にするべき3つの理由

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こんにちは、信長(@nobunaga_ydb)です。

突然ですが、皆さんに質問です。

「大学受験で成功するためには、どの科目が一番重要だと思いますか?」

 

おそらく皆さんの脳内には「英語」か「数学」のどちらかが浮かんだと思いますが、僕のこれまでの経験をふまえると、ズバリ「英語」です。

英語を得意科目にすれば、大学受験で成功する確率はグッと高まります。(少なくとも大失敗することはありません。)

 

今回の記事では、その3つの理由をくわしく解説していきます。

 

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ほとんどの大学入試で英語が課されるから

これは大学受験というゲームに参加する上で大前提となるルールなのですが、国公立・私立・文系・理系問わず、入試で英語が課されない大学はほとんどありません

言い換えれば、英語を捨てている時点で、大学受験で勝てる確率は劇的に下がります

 

そして、英語の配点が低い大学はほとんどありません。多くの大学で、数学や理科や国語と同等、あるいはそれらよりも配点が大きい場合も結構あります。

 

ここからは志望校別に具体例を見ながら考えていきましょう。

 

東大文一志望のケース

俺の名前はタカシ。

将来は弁護士になりたくて、東大文一を目指してる。

数学は得意なんだけど、英語が苦手。別に英語できなくても、よくね?

 

ちょっと待て、タカシ。英語やれ。東大文系は英語できないとマジでキツイぞ。

さっそくですが、東大文一の配点を見てみましょう。

各大学・各学部の配点はパスナビというサイトで見られます。
志望校の配点は必ずチェックしておきましょう。

 

パスナビによると、東大文系の二次試験の配点は英語120点、数学80点、国語120点、地歴120点の440点満点です。

英語の配点は全体の約3割を占めている一方で、数学の配点は全体の約2割ですね。

英語を捨てると、かなり危険であることがわかると思います。

 

そして、僕自身の経験から、東大に受かった周りの人を見ると、英語はだいたい80点前後取れているケースが多いです。

逆に、不合格者は50点~60点台前半にとどまっているケースが圧倒的に多いですね。

また、信憑性は定かではないですが、某巨大掲示板の不合格者成績報告スレを見ても、ほとんどの不合格者が英語で苦戦しています。(もちろん数学で大爆死ケースもありますが)

 

東大理系は文系と違って英語の配点が低いと思っているなら要注意です。
東大理系の二次試験の配点は英語120点、数学120点、国語80点、理科120点の440点満点です。東大は文系理系を問わず、英語ができる学生を求めていることがわかりますね。

 

結論、東大に行きたいのなら、英語は避けて通れない。

 

岡山大医学部志望のケース

私の名前はカオリ。

将来はお医者さんになりたくて、地元の岡山大学医学部を目指してるの。

数学と化学は得意なんだけど、英語が嫌いで嫌いで…。

 

ちょっと待て、カオリ。英語やれ。医学部受験は英語大事やで。

岡山大医学部の二次試験の配点を見ると、英語400点、数学400点、理科400点の1200点満点です。

こちらも、英語の配点が全体の約3割を占めています。英語が決して疎かにできない科目であることがわかりますね。

 

ここでは岡山大医学部を例として挙げましたが、基本的に全国の国公立大医学部で英語の配点が極端に少ないところはほとんどありません。

医学部受験において、数学と理科で稼いで英語は捨てるという作戦はぶっちゃけ無謀です。

 

全国の国公立大医学部の中で、群馬大と山梨大だけは二次試験で英語が課されません。
ラッキー!と思ったそこのあなた。残念です。
群馬大医学部は小論文(英語)が出されます。実質、英語の科目とほとんど変わりません。
そして、山梨大医学部は後期の募集のみです。まさか後期に絞って医学部受験する人なんていませんよね。やっぱり、そんなうまい話はないんですよ。

 

結論、医学部に行きたいのなら、英語は避けて通れない。

 

慶應大商学部志望のケース

俺の名前はリョウ。

慶應ボーイになるのが夢。

学部はどこでもいいけど、潰しが効きそうだから商学部でいいかな。

つーか、さっさと受験終わらせて遊びたい。

英語?聞くだけで吐き気がするぜ。

 

ちょっと待て、リョウ。早慶で英語できひんかったら死ぬぞ。てかお前、受験ナメすぎ!

慶應大商学部の配点を見ると、A方式とB方式の2つの方式があることがわかります。

A方式…英語200点、数学100点、地歴100点

B方式…英語200点、小論文100点、地歴100点

 

 

…言うまでもないですよね。

早慶、特に文系学部では英語の配点が高いところがほとんどです。

 

あの「ビリギャル」が慶應大総合政策学部に合格できたのは、彼女が英語が得意だったからだと言われています。
ちなみに、慶応大総合政策学部の配点は英語200点、小論文200点のみです。2科目に集中して対策すれば、十分合格できます。

 

結論、早慶に行きたいのなら、英語は避けて通れない。

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他の科目と比べて安定感があるから

2つ目の理由として、英語の得点は非常に安定しやすいからです。

 

言ってしまえば言語なので、単語・文法・読解・英作文のレベルが一定以上の水準に達すると、そこから急に点数が下がることはありません。

逆に、一定以上の水準に達するまでにかなりの学習時間を要するので、早々に英語の勉強をあきらめた人は、残念ですが英語の点数はずっと低いままです。

こちらは、悪い意味での安定ですね。

 

英語とは対照的に、数学は得点が結構ブレます

なぜなら、数学は大問によって問われている内容が大きく異なるからです。

たとえば、2018年の京大理系数学は以下のようなセットでした。

 

第1問 図形と方程式、微分(数Ⅱ)

第2問 整数(数A)

第3問 三角比と三角関数(数Ⅰ、数Ⅱ)

第4問 複素数、確率と漸化式(数A、数B、数Ⅲ)

第5問 微積、極限(数Ⅲ)

第6問 空間図形(数B)

 

う~ん、バラエティ豊かですね。

このように数学は、各大問によって分野の独立性が際立つ出題形式なので、自分の得意分野や苦手分野などの「相性」に大きく左右されます

 

「図形」と「ベクトル」は得意だけど、「確率」と「整数」はどうしても無理…。

みたいな人、結構多いのではないでしょうか。

 

また、数学はちょっとした勘違いや計算ミスで一気に数十点吹っ飛びます

逆に、自分の得意分野ばかり出題されて、ケアレスミスなどもすることなく無双すれば、満点近く取れてしまう科目でもあります。

 

僕自身、京大数学で満点近く取った人は何人か会ったことがあります。
その一方で、京大英語で満点近く取った人は会ったことがありません…。
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努力が報われやすいから

3つ目の理由として、英語は努力が報われやすい科目だからです。

 

英語は数学と比べて分野の独立性が低いので、単語だけ極めても、文法だけ極めても、それだけではなかなか成果に現れません。

しかし、各分野をバランスよくコツコツ伸ばしていけば、いつの間にか相乗効果が現れ始めます。

 

あれ…!?何か最近長文スラスラ読めるようになってる…。

最初は全然読めへんかったのに…。

みたいな現象がマジで起こります。こうなったらもうこっちのものですね。

 

ぶっちゃけ、英語はセンスとかひらめきとか必要ないんです。

ひたすら単語を覚えて、文法を理解して、英文を読み書きしていけば、その努力はいつか必ず報われます

途中で投げ出すのはもったいないよ。

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大学受験で一番成功しやすいタイプとは?

この記事を書きながら、やっぱり英語って重要な科目だなあと改めて思いました。

誤解して欲しくないのは、数学という科目をディスっているわけではないということです。

僕自身、受験生の頃は数学が苦手だったので、数学が得意な人はかなりうらやましいです。

 

ただ、数学がずば抜けてできる人って、英語を軽視している人が結構多いんです。

そういう人こそ、英語もきちんと伸ばせば大学受験で無双できるのに…と強く思います。

 

僕の経験上、大学受験で一番成功しやすいタイプは、「英語を筆頭に全科目バランスよく得点できていて、すべての模試でコンスタントにA判定~B判定を取れる人」ですね。

関連記事 大学受験において、模試の判定は信頼できるのか?

 

正直こんな人はなかなかいないですが、皆さんにはこのタイプを目指して欲しいと思います!

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