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浪人生活ってつらいの?京大卒の浪人経験者が本音を語ります!

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浪人が辛い
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こんにちは、信長(@nobunaga_ydb)です。

僕は現役で京大に80点差で落ち、1年浪人して何とかリベンジを果たすことができました。

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浪人生活を振り返ると、楽しいこともあったのですが、それ以上につらいことのほうが圧倒的に多かったです。

浪人時代からずいぶん時間が経った今でも、つらかった浪人生活の夢を見るくらいだよ⋯。

というわけで今回の記事では、「浪人生活がつらい理由」と、「つらい浪人生活を乗り越える方法」を紹介しようと思います!

 

それではスタート!

 

▼この記事の内容はYouTubeでも解説しています!

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浪人生活はなぜつらいのか?

浪人生活がつらい理由は全部で5つあります。

  • 「次は失敗できない」というプレッシャーが半端ないから
  • 成績が思ったより伸びないから
  • 大学に進学した同級生が楽しそうだから
  • 孤独感が半端ないから
  • 親と衝突しがちだから

 

それぞれ順番に解説していきますね。

 

「次は失敗できない」というプレッシャーが半端ないから

当たり前の話ですが、浪人生活に突入するともう後はありません

最初から二浪する計画で浪人生活に挑む人などいないので、実質的にこの1年が勝負になります。

その状況の中、毎日勉強し続けるのって、めちゃくちゃプレッシャーがかかりますよね。

だって、毎日一生懸命勉強して成績が上がったとしても、第一志望に受かる保証なんてどこにもないんですよ?

関連記事 浪人が決定した人たちに「浪人のリアルな闇」を教えます

 

今から思えば、現役のときは心に余裕のあった人が多かったと思います。

特に進学校では、「浪人しても仕方ない」みたいな風潮があるので、危機感のない人がかなり多いです。

関連記事 進学校の合格実績は「浪人生」によって助けられている

 

僕自身、高3の秋の京大実戦でD判定を取ったにもかかわらず、心の中では、

まあ最悪、浪人すればええか~。

と思っていました。

関連記事 受験生時代の京大模試の成績表を紹介します!

 

こんな奴、絶対に落ちますよね。

そして、実際に京大に落ち、浪人生活に突入すると、こんなにも心に余裕がなくなるのかと驚きました。

浪人中は常に、

このままで俺は本当に受かるんやろうか?

来年の今ごろは何をしているんやろうか?

と自問自答していましたね。

 

また、浪人中は1年間ずーっとプレッシャーがあったのですが、特にヤバかったのが秋の京大模試の直前です。

京大模試は京大受験生のほとんどが受ける模試で、問題形式も本番とそっくりなので、判定の信頼性がかなり高いです。

関連記事 「大学別模試」は判定の信頼性がかなり高い

 

つまり、「京大模試で判定が悪い」=「京大に受かる可能性は低い」ということなので、「京大模試で失敗は許されない」というプレッシャーに押しつぶされそうになりました。

実際、秋の京大実戦模試は、前日の夜にストレスで蕁麻疹になったので、受けられませんでした。

このときの精神状態は、京大入試本番前よりもヤバかったですね。

 

このように、浪人生は本番の入試はもちろんのこと、日々の模試でも結果を出し続けないといけないので、本当につらいです。

現役生のように、「秋から伸びるから今は成績が悪くても仕方ないよ!」みたいな風潮も通用しません。

 

浪人生は、浪人生活が始まった瞬間から結果を出し続けないといけない生き物だということを自覚しましょう。

 

成績が思ったより伸びないから

今から残酷なことを言います。

浪人しても、成績が伸びない人のほうが多いです。

多くの人が現状維持(上がってもほんの少し)か、下がります。

 

何で浪人しても成績が上がらない人のほうが多いの?

これに関しては、はっきりと答えが出ています。

「多くの浪人生が予備校の授業を受けるだけで満足して、自習しないから」です。

関連記事 浪人で失敗する人の特徴と末路とは?

 

みんな、予備校の授業を受けて、「先生の授業わかりやすい!」とテンションが上がるんですよね。

けど、肝心の自習(=アウトプット)をしないので、授業で学んだ知識が自分のものにならず、脳みそからスルーっと抜け落ちていくんです。

当然、成績が伸びるはずがありません

 

そして、秋~入試直前期に、

俺は毎日予備校に行って真面目に授業を受けているのに、

なんで成績が伸びないんだ!

と絶望します。

「自分では勉強しているつもりなのに、成績が伸びない」という状況は、本人からすればかなりつらいんですよね。

けど、実際は授業を受けるだけで自習をしていないので、成績が伸びないのは当たり前だよって話です。

 

今浪人している人、あるいはこれから浪人することが決定した人は、「自習時間」を必ず確保するようにしましょう。

自習室にこもらないと、マジで成績伸びないよ。

関連記事 浪人で伸びるタイプと伸びないタイプの特徴を京大卒が教えます!

関連記事 【浪人2.0】~有料自習室を拠点とした浪人生活のすすめ~

 

先に大学に進学した同級生が楽しそうだから

浪人生活を送っていると、先に大学に進学した同級生がうらやましくて仕方ありません。

自分はこの先どうなるかもわからない不安定な毎日を送っているのに、大学に進学した奴はイキイキと楽しそうにしているわけですから。

そんな状況の中、SNSなどで大学生になった友達の楽しそうな写真を見つけてしまうと、間違いなく絶望すると思います。

 

そうならないためにも、浪人生はスマホを封印して、外部の情報を遮断しましょう。

関連記事 受験生の成功の鍵は「スマホ封印」にあるっていう話

 

外部の情報を遮断すれば、浪人の世界だけに閉じこもって集中することができますよ。

 

浪人生諸君。

一足先に大学生になった友達に

お前、毎日勉強ばっかりでストレスたまってるだろ?

たまにはパーッと遊んで息抜きしようぜ!

と誘われても、絶対に行っちゃだめだよ!

 

もう戻ってこれなくなるから。

 

孤独感が半端ないから

浪人生は、今までの人生で味わったことのない強い孤独感を抱くことになります。

 

なぜなら、浪人すれば他人と関わる必要性がなくなるからです。

浪人生の仕事は「第一志望の大学に受かるために日々勉強すること」なので、他人と仲良くなる必要性がないわけです。

こんな時期、人生で浪人時代くらいしかありません。

 

中学や高校では、部活や行事を通して他人と交流することが当たり前だったのに、浪人生になったとたん、他人と交流する必要がなくなるわけです。

そんな状況の中で、毎日誰とも会話せずに机に向かっていると、孤独感が襲ってきてつらくなりますよね。

 

また、浪人生は社会的にも強い孤独感を抱きます。

自分が何者であるか、アイデンティティを見失うのです。

一応「浪人生」という記号はありますが、それは「高校生」や「大学生」のように、実態があるものではありません。

どの集団にも所属していない状態なわけですから。

 

これって、かなりつらいですよね、

平日の昼間に美容院に行って、「大学生ですか?」と聞かれても、素直に「浪人生なんですよ」なんて言えないし。

 

浪人生になると、他人とも交流する必要がなくなり、社会的にも身分のない状態になることは覚悟しておきましょう。

特に、宅浪すると強烈な孤独感が襲ってくるから、よほどメンタルが強くない限り宅浪はおすすめしないよ!

関連記事 宅浪は成功する?それとも失敗する?リアルな結論を下します!

 

孤独感を埋めるためにバイトに手を出すのも危険だね。

貴重な体力・気力が失われしまうからね。

よほど金銭的に厳しくない限りは、バイトは我慢しよう!

関連記事 浪人生がバイトするのはアリ?ナシ?浪人経験者が教えます!

 

親と衝突しがちだから

浪人すると、親と衝突することが増えます。

親はお金を払って子どもに浪人させてあげているというスタンスなので、何かにつけて口出ししてくるんですよね。

僕も浪人時代、入試シーズンになると、父親が成績のことで何回か口出ししてきたことがあります。

これって、浪人生本人からすれば、超うざいんですよね。

関連記事 大学受験生の親は子どもにどのように接するべきか?

関連記事 受験で親がうざいと感じたらどうする?京大卒が教えます!

 

浪人生はただでさえメンタルが不安定なのに、家に帰って親からガミガミ言われると、ストレスがめちゃくちゃたまるんですよ。

けど、親がスポンサーである以上、そこまで逆らえないというジレンマ。

 

浪人生は、模試などで結果を出して、親からガミガミ言われないようにしましょう。

正直、結果で黙らせるのが一番早いです。

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つらい浪人生活を乗り越えるための方法とは?

ここからは、「つらい浪人生活を乗り越えるための方法」を解説していきます。

具体的には、以下の4つが挙げられます。

  • 自分オリジナルの勉強ルーティーンを確立する
  • よき勉強ライバルを見つける
  • 模試をペースメーカーにする
  • 定期的に運動する

 

それぞれ順番に説明していきますね。

 

自分オリジナルの勉強ルーティーンを確立する

浪人生は、一刻も早く自分オリジナルの勉強ルーティーンを確立しましょう。

浪人生は基本的にメンタルが不安定なわけですから、その状態で1年間コンスタントに勉強し続けるのは難しいです。

だからこそ、気分が乗らなくても「毎日勉強できる仕組みづくり」が重要になってくるのです。

 

たとえば、予備校に通っているのであれば、

  • 何時に起きるのか
  • どの授業に出るのか
  • どの授業は切るのか
  • 自習は何時までやるのか
  • 何時に家に帰るのか
  • 息抜きは何分くらいするのか
  • 何時に寝るのか

 

くらいは必ず決めましょう。

もちろん、最初から「どの授業を受けて、どの授業は切るべきか」ということは判断できないと思うので、1~2ヶ月くらい様子を見ながら、徐々にルーティーンを確立していきましょう。

毎日の勉強ルーティーンを確立できれば、行動面での迷いがなくなり、つらい感情が入ってくる余地が少なくなります。

 

ちなみに、僕の同級生で現役で東大・京大に受かった人たちは、

みんな恐ろしいほどに「勉強の習慣化」を徹底していたんだ!

浪人生は高校生に比べて毎日のスケジュールが不規則になりがちだから、

ルーティーンは絶対に確立させておこう!

関連記事 超進学校に通っていたからこそわかる、現役で東大・京大に受かる人の特徴

 

よき勉強ライバルを見つける

浪人生は基本的に孤独な生き物であり、わざわざ友達を作る必要はありません。

ただ、やはり人間は社会的な生き物なわけですから、誰ともコミュニケーションせずに1年間過ごすのは本当にしんどいです。

先ほども述べましたが、浪人生の孤独感はかなりつらいものなんです。

 

浪人生はどうすれば孤独感を解消できるの?

孤独感を解消するためには、「勉強面でのライバル」を見つけましょう。

ポイントは、「勉強面」というところです。

決して、「一緒に勉強をサボって遊びに行く友達」や「一時的に寂しさを埋めてくれるだけの彼氏/彼女」を作ってはいけません。

関連記事 浪人生は予備校で友達を作るべき?浪人経験者が教えます!

関連記事 浪人生が恋愛をして彼氏や彼女を作るのはアリなのか?

 

「勉強面でお互いに切磋琢磨しあえる友だち」を作ろうということです。

たとえば、一緒に模試の過去問を解いてお互いに答え合わせをして解説しあったり、自分の苦手科目を教えてくれる友だちがいれば、マジで最強です。

 

ここで、僕の浪人時代のエピソードを話しましょう。

僕は浪人時代、自習室で勉強していたのですが、そこで医学部再受験生の方と知り合いになりました。

その人は某国立大学の数学科を出ていたので、数学が超得意で、しかも数学を教えるのが半端なく上手な人でした。

僕はその人から数学を教えてもらったおかげで、何とか京大入試で足を引っ張らない程度にまで数学を伸ばすことができました。

 

もちろん、教えてもらうばかりでは悪いので、自分の得意科目だった英語をその人に教えたりもしました。

まさに、「ギブ&テイク」ですね。

その人とは、勉強の合間に一緒にコンビニにおやつを買いに行ったり、勉強の悩みを話し合ったりするなど、いろいろと仲良くさせてもらいました。

 

浪人生活は非常につらいですが、こんな感じで勉強面でよきライバルを見つけることができれば、かなり心強いですよ。

浪人中に悪い友達を作ってしまうとマジで失敗するので、

友達選びは慎重にね!

 

模試をペースメーカーにする

浪人生の目標は、もちろん「第一志望の大学に合格すること」ですよね。

しかし、この目標だけを見据えて毎日走り続けるのは、かなりつらいです。

なぜなら、それは「長期的な目標」だからです。

 

たとえば、あなたがマラソンに挑戦するとします。

スタート地点に立ったときに、これから「42.195キロ走ること」を考えると、ゾッとしませんか?

あまりにも距離が長すぎて、「今走り出す」ことにビビってしまうはずです。

 

しかし、まずは「1キロだけ走ること」を目標にすれば、ちょっと心が軽くなりますよね。

その目標をクリアして、次に「もう1キロ走ること」を目標にして、それを42回繰り返せばゴールにたどり着くわけです。

この考え方なら、マラソンをクリアできそうな気がしますよね。

 

浪人生活も、マラソンと同じです。

来年の2月の入試を見据えて春から勉強し続けるのは、かなりつらいです。

 

じゃあ浪人生は何を目標にすればいいの?

それはズバリ、「模試」だよ!

 

浪人生は、「模試で結果を残すこと」を短期的な目標に設定して、浪人生活を送りましょう。

たとえば、京大志望の浪人生なら、「夏と秋の京大模試で結果を残すこと」を目標にすればいいのです。

僕自身、浪人時代は「夏と秋の京大模試で最低でもB判定を取ること」を目標にしていました。

また、河合塾の全統記述模試も受けていましたが、こちらは「A判定を取ること」は当たり前で、それ以上に、「どの科目のどの分野でもコンスタントに高得点を叩き出すこと」を目標にしていました。

 

このように、「模試の目標」を設定し、そこから「毎日やるべきこと」を逆算して考えたことで、単調な浪人生活を乗り越えることができました。

「第一志望の大学に合格すること」が途方もなく大きな目標に思える浪人生は、「模試」をペースメーカーにして、つらい浪人生活を乗り越えましょう!

 

定期的に運動する

浪人生は、不安やストレス解消のために、運動の習慣を取り入れましょう。

運動すれば、心と身体がスッキリして勉強に集中しやすくなります。

僕は浪人時代、自習室に通っていた人たちと一度サッカーをしたのですが、そのときにものすごくストレスを解消できたんですよね。

関連記事 受験勉強の不安やストレスを解消する方法を教えます!

 

残念ながら、浪人中に運動らしいことをしたのはそのときだけなので、もっと定期的に運動しておけばよかったと後悔しています。

せめて週に1,2回ほどランニングするだけでも、ストレスによる身体面での不調は防げたのではないかと思いますね。

 

浪人生が手軽にできる運動ってどんなものがありますか?

浪人生におすすめの運動としては、以下が挙げられます。

  • 散歩
  • ランニング
  • ストレッチ
  • スイミング
  • 縄跳び
  • 筋トレ

 

どれも自分一人で手軽にできるものなので、浪人生は定期的に運動するようにしましょう!

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浪人生活はつらいのが当たり前

今回の記事では、「浪人生活がつらい理由」と、「つらい浪人生活を乗り越える方法」を解説しました。

ぶっちゃけ言うと、つらさを感じない浪人生なんて一人もいません。

そして、真剣に自分と向き合えば向き合うほど、つらさも増えていきます。

 

浪人生は、「浪人生活はつらいのが当たり前」くらいに思っておきましょう。

浪人生活に対する期待値を上げすぎると、いざつらいことに直面したときに、精神的なダメージが大きくなります。

浪人生は期待値を上げすぎずに、毎日自分がやるべきことを淡々とこなしましょう!

 

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