こんにちは、信長(@nobunaga_ydb)です。
今回の記事では、「まとめノートを作るのは無駄なのか?」という問いに、僕なりの答えを出します。
僕自身、受験生時代にまとめノートをたくさん作ったことがあるので、その経験をふまえて解説するね!
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それではスタート!
【結論】「教科書や参考書の内容をまとめただけのノート」は無駄
結論から言うと、「教科書や参考書の内容をまとめただけのノート」は無駄です。
理由はシンプルで、教科書や参考書の内容は、すでに体系的にまとめられているため、それ以上まとめる余地がほとんどないからです。
言ってしまえば、教科書や参考書自体がすでに「まとめノート」みたいなものなので、それらをまとめたところで、ただの書き写しにしかなりません。
はっきり言って時間の無駄です。
ここで、僕の体験談を紹介します。
僕は高校2年生の頃、日本史のまとめノートを必死に作っていました。
その内容はというと、日本史の参考書である「石川晶康 日本史B講義の実況中継」と「センター試験 日本史Bの点数が面白いほどとれる本」に書いてあることをただまとめただけのものでした。
これらの参考書の解説を書き写し、図解をカラーコピーして貼り付けただけで、勉強した気になっていたんです。
今から思えば、このまとめノート↑を作ったのはマジで無駄だったなと思います。
ほかにもっとやるべきことがあったのに、ただの書き写しに夢中になっていた当時の自分をぶん殴りたいです。
日本史に限らず、ほかの科目でも、教科書や参考書の内容を写しただけのまとめノートは無駄だよ!
たとえば、英文法の参考書に載っている「不定詞の3用法」をノートにただまとめても、意味がないね。
「自分が間違えた問題をまとめたノート」は無駄じゃない
まとめノートの中でも、「自分が間違えた問題をまとめたノート」は無駄ではありません。
なぜなら、このノートは、自分の苦手な問題ばかりを集めたオリジナルの問題集になるため、付加価値が非常に高いからです。
作り方はシンプルで、模試や問題集を解くなかで、自分が間違えてしまった問題をピックアップし、その解説をまとめていけばOKです。
ここで重要なのは、「解説のまとめ方」です。
模試や問題集の解説をただ書き写すだけでは意味がありません。
問題を解く際に自分がつまづいてしまったポイントや、自分がやってしまいがちなミスを強調するなどして、「自分にとって」わかりやすい解説になるよう心がけましょう。
ここで、僕の体験談を紹介します。
僕は浪人していたときに、数学でこのタイプのまとめノートを作っていました。
「1対1対応の演習」という問題集や、「京大オープン」などの模試で自分が間違えた問題をピックアップし、その解説を自分がわかりやすい形でまとめていったのです。
このまとめノート↑は最終的に5冊作ったのですが、マジで役立ちましたね。
特に、入試直前期には、めちゃくちゃお世話になりました。
解説も含めて自分オリジナルの問題集になっていたので、市販の問題集に取り組むよりも学習効果が何倍も高かったです。
僕は数学でこのまとめノートを作っていましたが、ほかの科目でも全然OKです。
何度も繰り返しますが、「自分にとって」わかりやすい解説をまとめるようにしましょう。
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自分専用のオリジナル問題集を作って、ガンガン復習していこう!
まとめノートを作ることは手段であり、目的ではない
今回は、「まとめノートを作るのは無駄なのか?」という問いに対して、僕なりの答えを出しました。
まとめノートを作るという行為は、あくまで成績を伸ばすための手段であり、それ自体が目的ではありません。
そこを履き違えると、まとめノートを作っだだけで満足してしまい、肝心の成績は決して伸びないので注意しましょう!
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